2010年06月01日

<韓国艦沈没>中国が対応模索 日中韓首脳会談閉幕(毎日新聞)

 韓国南部・済州(チェジュ)島で開かれていた日中韓首脳会談は30日、韓国の哨戒艦沈没事件などを含む北東アジア情勢について協議し、閉幕した。沈没事件では、地域の安定のため緊密に連携することを確認したものの、北朝鮮に対して厳しい対応を主張する日韓と、緊張緩和を強調する中国の温度差は変わらないまま。ただ、中国の温家宝首相は会談後の会見で、北朝鮮に自制を強く促す発言を行うなど微妙に立場を変えつつあり、国際社会の反応を見ながら対応を模索している。【済州島・浦松丈二、西脇真一、西岡省二】

 温首相は会見で「緊迫した情勢を徐々に緩和し、特に衝突発生を避けることが急務だ」と述べた。事件後に韓国が取っている一連の措置に北朝鮮が強く反発し、偶発的な武力衝突の危険が高まっていることを強く意識した発言だ。韓国側が武力挑発をしかけることは考えられないので、事実上、北朝鮮に対する警告だといえる。

 一方、韓国の李明博(イミョンバク)大統領は会見で、「確実な手続きを踏んでいかねばならない」という表現で国連安全保障理事会に提起する考えを改めて表明した。

 これについて、温首相に同行した中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表は会見後、毎日新聞など一部日本メディアに対し、「われわれは韓国の友人たちとすべて話した。(安保理提起は)そうなるだろう」と語った。武代表の発言は、中国がこの問題で韓国と緊密に協議を行っていることを示しつつ、中国としても安保理提起に反対しないという立場を示唆するものだ。武代表はさらに、韓国側から沈没原因の調査報告を分析する専門家を韓国に派遣するよう要請され、検討していることも明らかにした。

 中国情勢に詳しい日本の外交筋は「北朝鮮の魚雷が沈没原因だったと韓国が発表した20日以降、中国は対応を修正しつつある」と指摘する。同筋は、事件発生直後には中国が事態の重大性を認識していなかったようだと話す。南北の武力衝突が繰り返されてきた海域が現場だったことや、北朝鮮の関与特定にいたることは難しいとみられていたからだ。

 だが、北朝鮮の攻撃と断定して制裁措置を取る韓国に、北朝鮮が軍事的措置で応じると脅すなど緊張は激化。中国と国境を接する朝鮮半島の安定が崩れかねない事態になったため、中国は、対応の再検討を始めたようだ。

 韓国は、温首相が29日に引き続いて30日にも犠牲者に対する哀悼の意を表明したことを「かなり意味がある」(李東官(イドングァン)・大統領広報首席秘書官)と評価するなど、こうした中国の変化を注視する。一方、鳩山由紀夫首相は会見後、記者団に「日米韓で協力して国際環境を作り、その中で中国にも働きかけたい」と述べるなど、中国は依然として慎重だという見方を崩していない。

 実際、安保理で中国が最初から日米韓に同調するという見方は少ない。ただ、北京の外交関係者は「(北朝鮮による韓国側への新たな攻撃など)事態をエスカレートさせる行為があれば、中国は安保理制裁を容認するはずだ」と分析している。

    ◇

 首脳会談終了後の30日午後、鳩山首相は政府専用機で帰国。温首相も空路、日本に到着し、3日間の公式訪問を始めた。

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posted by イマムラ ヒロシ at 10:59| Comment(26) | 日記 | 更新情報をチェックする

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